MARIYOSHI blog

日々の記録です。

【第一子不妊治療】転院・人工授精・体外受精の決断

ご訪問ありがとうございます。まりよしです。

第一子の出産を終えて、振り返って書いています。

今回は、不妊治療施設への転院から体外受精のを決断するまでの内容になります。

少しでも読まれる方のお役に立てますように。

 

【第一子出産までの治療歴】

2019年11月:予防接種後2ヶ月避妊→本格的に妊活開始!

2020年4月:産婦人科に初めて受診しタイミング療法開始

2020年8月:不妊治療施設へ転院し人工授精3回

2020年12月:体外・顕微受精へステップアップ

2021年1月:採卵1回目(凍結胚2個)

2021年2月:移植1回目(凍結胚)

2021年3月:着床確認→陽性

2021年11月:第一子出産

 

 

 

不妊治療施設への転院

不妊治療施設の選び方

最初にお世話になった産婦人科は産科メインのため、

人工授精を行うのであれば不妊治療施設への転院が必要でした。

 

私の住んでいた地域で不妊治療ができる施設は3施設ほどしかなく、

選択肢は限られていましたが、私がその施設を選んだ理由は以下になります。

 

・通いやすさ

・先生の経歴

・口コミの評価

・予約の取りやすさ

 

通いやすさについて

当時、仕事はフルタイムで働いていました。

また、ステップアップし体外受精となった場合には、通院頻度がかなり増えるので、

万が一のことも考えて、通いやすい施設を選びました。

家または会社からの物理的な距離が近いこと仕事終わりに受診できること

が私たちにとっては大事だったかなと思います。

 

先生の経歴について

クリニックを選ぶ上で、先生の経歴はやはり大きな判断基準になると思います。

私は病院を決める際に、先生の勤務していた病院や、出している論文など

徹底的に調べることがあります…笑

人柄なんかは調べても分からないので、そちらは口コミを参考にします。

 

口コミによる施設の評判について

どの施設も良い口コミ・悪い口コミはもちろんありました。

病院を選ぶにあたって、その施設との相性はかなり大事だと考えていたので、

自分たちとしてはどういったところが良いか考えました。

 

不妊治療の成功率が高い

・検査結果や治療の進め方についてきちんと教えてくれる(スタッフさんでもよし)

・私たちの意見にも耳を傾けてくれる

 

この3点が私たちの中で大事ということになりました。

 

不妊治療の成功率については、治療成績という形で公開している施設があります。

治療成績については、私たちではどの施設の成功率が高いなどの判断ができないので、

あくまでも参考程度という形で確認していました。

 

その他については、口コミを見ながらどんな施設かについて想像し、

自分たちと合いそうな施設を選ぶことにしました。

人によって感じ方は様々だと思うので、鵜呑みにするつもりはありませんでしたが、

それでも病院を選ぶ上では貴重な情報源だと思っています。

 

予約の取りやすさについて

最後に、初診予約を取ろうと3施設との調べてみたところ、

1つの施設はかなり人気で、初診予約を取るのも2ヶ月・3ヶ月先という状況でした。

こちらの施設はHPを見ても不妊治療にかなり力を入れていることが分かり、

口コミ数を考えてもきっと人気の施設なんだろうなあと思いました。

 

私は仕事と両立して治療を進めなければならなかったので、

待ち時間が長くなったり、希望日に予約が取れない、融通がききにくいというのは

避けたいものでした。

 

とはいえ、人気なのには理由があるのでとても迷いました。

 

最終的な決断として

最終的には、家や会社から2番目に通いやすく、きちんとした治療実績があり、

比較的待ち時間が短そうな施設を選びました

 

悪い口コミでは、先生の言い方がきついなど不安な点もありましたが、

私はどちらかというとハッキリと言って欲しいタイプだったのと、

良い口コミでは、質問に対してはきちんと回答してもらえるというものがあったので、

こちらに掛かってみようと選択しました。

 

もう一つ、人気のクリニックでは先生の治療方針が絶対で、

こちらの都合等を聞き入れてくれないという口コミがあったので、

混雑していることも考えてそちらを選ぶのはやめることにしました。

 

余談 ー仕事と治療の両立についてー

当時は不妊治療について何もわかっていなかったので、

自分の仕事のスケジュールに合わせて治療をしていきたいと考えていましたが、

不妊治療、特に高度不妊治療(体外受精等)を経験して、それは甘かったと思います。

 

もちろんどうしても外せない予定があった場合に、取れる選択肢は多々ありますが、

その予定を優先すると、治療をスキップしなければならないということもあります。

(もちろんそれまでにかけた時間・お金は返ってきません。)

 

仕事と両立して治療をする女性の方は多いと思うので、

指定された日に受診ができるように、周りの協力は不可欠だと思います。

 

治療されている本人も、職場の方の理解を得る努力をするのはとても大事ですし、

職場の方も、治療をされている方がいる場合は、耳を傾けてあげて欲しいと思います。

 

不妊治療施設での人工授精について

初診について

以前通っていた産婦人科の紹介状を持って私一人で受診しました。

(私が第一子の治療した時は自費での診療だったので、

特に夫婦二人で受診をしなければならないとかそういったことはありませんでした。)

 

問診ではこれまでの経緯を話して、主人の精液検査の結果も渡して、

私たちとしてはすぐに人工授精を試したいという希望も伝えました。

 

前回の産婦人科である程度の検査をしていたからか、

こちらでは不足分の検査だけを行うことに。

 

そして、お世話になっていた先生は、私たちの意思を尊重してくれる方で、

旦那さんの精液所見は良いとは言えないが、人工授精でも大丈夫なレベルとのことで、

一度してみましょうと、卵胞の状態を見ながら人工授精をすることになりました。

 

初めての人工授精

人工授精当日は、旦那に診察予約時間の2時間前以降に精液を採取してもらい、

私が受付に提出するという流れでした。(旦那は受診しません。)

 

その後、提出した精液を洗浄・濃縮処理してもらい、子宮の中に戻します。

 

採取した精子を子宮の中に戻す処置は思っていたよりも簡単で、

ちょっとチクッとしたかな?くらいで、特に痛みもなくすぐに終了しました。

 

そして5分ほど休憩し、排卵を促すためhcg5000mgの注射をし帰宅しました。

 

人工授精の結果

初めての人工授精を終え、旦那の精子所見もそこまで悪くなかったため、

自分で検査薬を使うときはドキドキしたのを覚えています。

 

しかし、結果は見事に陰性。(真っ白でした)

 

結局人工授精は3回実施しましたが、どれも真っ白陰性でした。

 

私は3回ともフライング検査*1をしていたので、検査薬が反応すらしないのは、

もしかしたら受精自体していないのかもしれないと思いました。

というのも、旦那の精子所見が良くなるどころか悪くなっていたのです。

 

そこで、私は旦那に体外受精へのステップアップについて相談しました。

余談 ー卵子精子が出会うまでー

受精するには、卵子1個と精子1個があればよいという訳ではありません。

卵子は膜で覆われているため、その膜を破る精子がたくさん必要です。

幕を破った後、最後の1匹が卵子と出会い受精することになります。

 

そのため、精子の量、元気にまっすぐ卵子まで辿り着く精子が必要になります。

そして、受精しても卵子精子の染色体異常で成長しないということもあります。

 

不妊治療を終えて、妊娠とは本当に奇跡なんだなと実感しました。

 

体外受精へのステップアップ

体外受精へのステップアップについて、その人の状況にもよりますが、

一般的には人工授精を5〜6回行っても妊娠しない場合に検討すると言われていました。

 

そして、旦那に相談した当初は、体外受精について以下の理由から渋られていました。

 

体外受精そのものに抵抗感があること

・私の身体に負担がかかること

・費用がかなりかかってくること

 

旦那の意見も何となく理解した私でしたが、私はどうしても子どもが欲しかったので、

できる治療があるなら実施したいと伝えました。

 

そして、旦那にも納得感を持って前に進んでもらうためにも、

体外受精について夫婦できちんと勉強しました。

 

旦那としては、あと数回人工授精を試してもいいのではないかといった反応でしたが、

人工授精の成功率と精液検査の結果を照らし合わせて、説得しました。

 

余談 ー旦那の気持ちー

これはあとから旦那から聞いた話ですが、

妊娠できない原因が自分の精液にあると知ったときはかなり辛かったそうです。

 

当時の私は、治療をするのは自分自身でしたし、妊娠の原因が分かって、

できる治療もある中でかなり前向きだったので、旦那の気持ちに気づきませんでした。

 

今から考えれば精神的に辛かったのは旦那の方ですよね。

精液所見を良くするために、薬も服用し、ジムにも行き始め、禁酒し、

精子が温度に弱いと知ってからは膝の上でPCを触ることをやめ、

下着も風通しの良いものに変え、食生活を見直しているのに、

所見は全く良くならない。

 

よく、男性不妊の原因として挙げられる精索静脈瘤*2でもなく、原因もわからない…

 

私は旦那にかなり支えられたので、私も旦那の気持ちに寄り添ってあげるべきでした。

 

もしかすると、旦那が頑張っていたのに精液所見が良くならなかったのは、

そういった精神的に辛かったということもあるかもしれません。

 

振り返ってみて

クリニック選びについて

自分が納得して治療を受けるためにも、自分はどうしたいかと整理し、

それを叶えてもらえそうなクリニックを選べると一番良いなと思いました。

 

そして、クリニックを選ぶ際にどんなクリニックか分からない中で、

口コミは貴重な情報源だと改めて思いました。

ただし、悪い口コミについては特に慎重に見極めないといけないと思います。

今回の施設は、「言い方がきつい」と書かれていましたが、

私が感じた印象だと「悪いことも濁さずハッキリと言ってくれる」でした。

 

過去に受診した施設の話になりますが、「受付の人の態度が悪い」

と様々な方が書かれていて、それは私も同じように感じたことももちろんあります。

 

口コミは上手に使いたいなと思います。

 

人工授精について

私の当時の年齢だと、人工授精1回で妊娠しました!3回目でできました!

といったブログも多く、かなり期待していたのが正直なところです。

(旦那の精液検査の結果についても、実は4つの施設で何とかなると言われました。)

 

しかし、振り返ってみるとやっぱり旦那の所見では厳しかったのではないか?

というのが正直なところです。

(おそらく微妙なラインだったのだと思います。)

 

体外受精へステップアップをするとかなり時間も費用もかかるので、

あと数回実施しても良かったのかもしれませんが、先生に勧められるより前に、

自分たちからステップアップをしたいという意志を伝えて良かったと思います。

 

お伝えしたいことは、どういった治療も同じだと思いますが、

自分たちの意思はきちんと伝えた方が良いということです。

 

診察室って結構緊張感があるので、先生によっては伝えにくいこともあると思います。

(実際私は伝えるのが得意ではありません。)

しかし、先生が難しいなら看護師さんでもスタッフさんでも、

誰でも良いのでご自身のモヤモヤしている気持ちは伝えた方が良いと思います。

治療を受けるのは自分自身ですので。

 

皆さまが納得のいく治療を受けられますように。

 

 

★ ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

*1:定められた時期よりも前に検査薬を使用すること。妊娠超初期でも反応することがあるが、早すぎるために反応しないこともある。

*2:精子は温度に弱いため、精索静脈瘤ができると精巣の温度があがってしまい、不妊の原因の一つになる。

【第一子不妊治療】タイミング療法・旦那の精液検査

ご訪問ありがとうございます。まりよしです。

第一子の出産を終えて、振り返って書いています。

今回は、タイミング療法から旦那の精液検査の結果までの内容になります。

少しでも読まれる方のお役に立てますように。

 

【第一子出産までの治療歴】

2019年11月:予防接種後2ヶ月避妊→本格的に妊活開始!

2020年4月:産婦人科に初めて受診しタイミング療法開始

2020年8月:不妊治療施設へ転院し人工授精3回

2020年12月:体外・顕微受精へステップアップ

2021年1月:採卵1回目(凍結胚2個)

2021年2月:移植1回目(凍結胚)

2021年3月:着床確認→陽性

2021年11月:第一子出産

 

 

はじめに

私は28歳のときに結婚し、30歳までには子どもを一人ほしいな〜と思っていました。

妊活前に考えていたことといえば、予防接種を受けないとな〜くらいです。

 

実は妊活を開始する少し前に、不妊治療の経験がある30代半ばの女性の先輩から、

妊活するなら夫婦ともに検査してから始めた方がいい」と

アドバイスをいただいていました。

 

しかし、「検査費用かかるよな〜」と乗り気ではなく、

「検査しなくても何ヶ月かしたらすぐにできるでしょ!」と気楽に考えていました。

まさか自分が不妊治療をすることになるなど、全く想像もしていませんでした。

 

私自身は検査の結果、排卵が少し遅れているくらいだったのですが、

旦那が精子*1・無力精子*2といういわゆる男性不妊でした。

 

余談 ー妊娠前の予防接種ー

妊婦が罹ると胎児に影響を与える、流産の危険性が高まるといった感染症があります。

その感染症の予防接種の中には生ワクチンに分類されるものがあり、

妊娠中は接種できません。

 

予防のためにも、抗体が少ない方は妊娠前に接種するのをオススメします。

 

初めの違和感

私たちは夫婦仲も良く、仲よしの回数はかなり多い方だったと思います。

結婚してからの避妊期間は生ワクチンの予防接種を受けてからの2ヶ月間だけで、

それ以外の期間は、子どももすぐに欲しかったので避妊していませんでした。

 

本格的に妊活を開始してからは基礎体温も測り、タイミングを見て仲よし。

毎回検査薬を使って検査をするも、検査薬は全く反応しませんでした。

 

なんでできないんだろう…?

 

原因を考えた時に、私自身生理周期が35日〜42日と長く期間もバラバラだったので、

排卵に時間がかかっていて、仲よしのタイミングが合っていないんだと思いました。

 

そこで初めて産婦人科を受診。

まさか不妊治療をすることになるとも思っていなかったので、

出産するならココ!と決めていた産婦人科に掛かりました。

 

タイミング療法開始

産婦人科初診

初めての受診では基礎体温表を見てもらいました。

ガッタガタの体温表でしたが、高温期と低温期の二層には分かれているとのこと。

しかし、「ちょっと排卵し辛そうな感じだね」と言われました。

そこで、詳しいホルモン値の検査を行うため血液検査をすることになり、

検査は次の生理が終わってからということになりました。

 

産婦人科での検査について

産婦人科では月経周期に合わせて、その患者の状況に合わせて様々な検査をします。

そのため、全ての検査に時間がかかるのは仕方のないことです。

 

しかし、生理周期に合わせて検査→結果を待って治療開始というのが

病院に掛かったことがなかった私にはもどかしく…笑

 

基本的な検査項目と検査時期くらいは事前に知っておくべきでした。

(例)基本的な検査(ホルモン値など):生理3日目くらい

   黄体ホルモン:月経終了後20日目くらい

 

結果として、ホルモン値が相対的に低いとのことでした。

 

余談

…当時の検査項目を見返してみると、

月経22日目でプロラクチン・LH・FSH・エストラジオールの検査をしています…

これは月経3日目にするものでは???

当時は言われるがままだったので、先生の意図はわかりません。

やはり自分に知識がないとダメですね笑

 

治療開始とタイミング療法

検査結果が少し良くなかった私は、

一度ルトラールというお薬を使って周期をリセットさせ、

クロミッドというお薬を使い卵胞を育てていきました。

 

クロミッドを服用してから12日目。

卵胞の育ち具合を見ながら、いつタイミングをとったら良いか先生と相談。

指示日に仲よしのタイミングをとるも、次の受診日に卵胞を確認すると

どうやら排卵していない様子。

 

そこでhcg5000の注射をうって排卵を促しました。

これが筋肉注射なので痛いのなんのって…

そのあとも排卵が確認できるまで3回ほどクリニックに通い、その日は仲よし。

 

さすがに旦那も疲れてしまったみたいで、

指示日のうち1日は最後までできない日もありました。

 

排卵しない状況と戦いながらやっと排卵が確認でき、

基礎体温が上がって自分の中ではついに?!と思ったのも束の間。

 

結果は陰性

 

まあ、1回目はこんなもんだろうと思いました。

 

しかし、2回目、3回目のタイミング療法を続けるも、検査薬は全く反応せず

 

卵胞も診てもらって、排卵も予測してもらっているのにどうして妊娠しないのだろうか

検査薬の陰性を見ては落ち込みました。

 

私が掛かっていたクリニックは、不妊治療専門の施設ではなくお産メインの産婦人科なので、

他の検査や、旦那の検査を勧められることはなく、タイミング療法を繰り返しました。

 

旦那の精液検査

自宅でできる精液検査「Seem」

私自身は、自分の排卵障害が妊娠の壁になっていると思っていました。

しかし、旦那が自分も検査をしてみると言ってくれたおかげで、

私たちの妊活は少し進むことになります。

 

私たちはタイミング療法と並行して、2回目がダメだったあと、

旦那の精液検査を行うことにしました。

 

当時は「Seem」という精子セルフチェックが自宅でできるサービスがありました。

しかし、2022年6月30日でサービスが終了してしまっているそうです

 

「Seem」では、精子の量がどれくらいか、運動率がどれくらいかについて

簡単に自宅で確認できるという画期的なものでした。

男性の検査の第一歩にはとても良いと思っていたので、

サービスが終了してしまってとても残念です。

 

「Seem」を使い調べてみると、

なんと旦那の精子が量・運動率ともに基準値を大幅に下回っていました。

 

アプリでは精子であるおたまじゃくしが動き回っている様子が見れるはず、

だったのですが、旦那の結果では動いているおたまじゃくしは数匹…

 

この結果を受けて、きちんと病院で診てもらおうということになりました!

 

泌尿器科での精液検査の結果

旦那の受診した病院では、初診で精液検査キットをもらい、説明を聞いて帰宅。

次回提出日は予約不要で、都合の良い日に精子を提出しに行くそうです。

 

旦那は家で精液を採取して1時間経った頃に受付にキットを提出。

10分後には結果を聞きに診察室へという流れだったようです。

病院によっては、施設内で精液を採取するケースもあるようです。

 

結果は、自然妊娠するにはもう少し結果が良い方がいいそうですが、

なんとでもなるレベル」と言われたそうです。

 

精子はその時の筋肉量、体調、生活習慣に左右されるそうで、

健康であることが一番大事だそうです。

特に筋肉量UPが大事で、すぐに改善しますよ。とのこと。

あとは、子どものため!と気負いすぎるとストレスが溜まって良くないよ。

と言われたそうです。

 

旦那はとりあえずジムに通い始め、処方してもらった漢方を飲み、

加えて自分で買ってサプリメントを飲み始めました。

 

タイミング療法も、この日にするよ!ではなく、

なんとなく自然にそういう雰囲気になるように努めることにしました。

 

このときはまだ、生活習慣などを気をつければ自然妊娠できるんだー!

頑張ろうと思っていました。

 

精液検査の結果が良くならない→人工授精のため転院を決意

 

旦那の泌尿器科での結果を私の通っていた産婦人科の先生に伝えました。

こちらの先生も「若いから1回の結果で問題があると思わなくて良いよ」と、

言っていただきましたが、不安そうにしていたからか、

産婦人科でも精液検査はできるそうで、こちらでも実施してもらうことになりました。

 

精液検査の結果は、運動率があまり良くないとのことでした。

 

ちょうど3回目のタイミング療法も陰性で、

先生も「もうそろそろだと思うんだけどねぇ」と苦い顔をしていたのを覚えています。

 

この先生の表情を見て、次のステップ「人工授精」をすることを決意。

先生にも人工授精の方が確率は高くなると言われ、

紹介状を書いてもらうことになりました。

 

妊活開始〜タイミング療法を振り返ってみて

私たちは妊活を本格的に開始したのが28歳ということもあって、

妊娠ができにくいとは全く考えていませんでした。

そのため、知識も乏しく手探りでタイミング療法を開始することになりました。

今だったらこうするなということを書きたいと思います。

 

妊娠・不妊について知る

子どもが欲しいと感じた時点で、基礎体温のことや、妊娠しやすい時期、

妊娠が成立するまでに身体の中で何が起きているか、気をつけるべき生活習慣、

不妊の原因や検査項目・検査時期など、少しでも知識を深めておけば良かったです。

 

妊活を始める前に基本的な検査をするかどうかについて

妊活を始める前の検査としては、ブライダルチェックというものがあります。

これは、自分やパートナーの身体について知る良い機会なので、

全ての方にオススメです。

 

・将来は子どもがほしい、30歳前後またはそれ以上の方

・子どもがほしくて仲よしを試みているけど、なかなかできない方

には、やはりパートナーともに基本的な検査を受けることをオススメしたいです。

 

知り合いの話にはなりますが、不妊治療が始まってから、なかなか妊娠が成立せず、

男性側にも問題があるかもしれないから、旦那に検査をしてほしいとお願いするも、

「俺は問題ない」と検査自体を拒否してなかなか前に進めなかった

という方がいます。

 

「問題が男性にあるかもしれないから検査してほしい」だと、

どうしても抵抗を感じてしまう男性もいるみたいです。

 

そう考えると、切羽詰まってから検査するよりは、

妊娠に対して気持ちに余裕があるうちに、健康診断のような気持ちで

ブライダルチェックを活用するのはとても良いことだと思います。

 

検査をお願いする病院について

検査結果に問題があった時のことを考えて、

不妊治療専門のクリニックにお願いするのも良いと思います。

 

次のステップに進むために転院となると、紹介状を持っていっても、

基本的な検査はまた一からやり直すところが多いです。

(検査項目によっては前のクリニックの結果を用いて判断することもあります)

そうすると、検査の分だけ治療に進む時間は長くなります

 

しかし、人気の不妊治療施設は待ち時間が長いです。

 

あとは、自宅や職場からの通いやすさ、クリニックとの相性(口コミ)などを

考慮して決めるのも良いと思います。

 

ブライダルチェックは基本自費のため、

クリニックによって費用が異なることも、病院を選ぶ判断材料になるかもしれません。

不妊の症状がある方は、一部保険適用になることもあると思います。)

 

振り返ってどうするべきだったか

今の私だったら「絶対ブライダルチェックを受ける!」の一択ですが、

当時の私は28歳という年齢で、特に大きな病気もしたことがなく、

友達も自然妊娠で出産している人が多い状況の中で、

ブライダルチェックを受けることは後回しにしてしまうと思います…

 

しかし、何度か仲よしの機会をとって「あれ?おかしいな?」と思った時点で、

不妊治療専門施設で夫婦ともに検査を受け、タイミング療法を開始するべきだった

と思います。

 

理由は、

・もし問題があった場合に次の検査、次のステップへの相談がしやすい

・原因は女性側ではない可能性も大いにある(ので男性も検査する)

 

です。

 

私は、自分が子どもをほしいと思うタイミングで授かるためにも、

自分の身体のことを知っておくのはとても大事なことだと感じました。

 

 

もし、検査に迷われている方がいたら、ぜひパートナーと検査を受けて欲しいです。

 

 

 

今回の内容は以上となります。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

*1:射精はできるが精子の数が少ない

*2:精子の運動率が悪い

このブログについて

 

半年以上更新していませんでしたが、自分の体験したことを忘れたくないなと思い、

もう一度ブログを始めてみようと思います。

 

ブログを書くにあたってどうしても三日坊主になりがちなのは、私の反省点。

継続して書いていけるように日記スタイルで頑張ろうと思いましたが、

日記スタイルより、記録スタイルの方が私には自分には合っている気がします。

 

このブログを通じて自分がしたいことは、

・体験したことの記録

・その時々に感じたことや、どう考えてその選択をしたのかなどを振り返りたい

・自分の思考の整理をしたい

ということ。

 

そんな感じなので自由にのんびり自分ペースで更新していきたいと思います。

 

そして万が一、縁あって私のブログに訪れる方がいらっしゃったら、

私の体験したことが、その方にとって少しでもお役に立てると嬉しいです。

 

(ゆくゆくはちゃんと発信できる人になりたい!)

 

 

 

 

ということで、とりあえず頑張ります!!!

 

移植日当日から結果について

こんにちは。まりよしです。

週末は大寒波だそうですね…私は寒いのが大の苦手ですが、

ホワイトクリスマスになるかもしれないですね😌🎄

お出かけの予定がある方は、とびきり暖かい服で外出して下さい。

 

 

今日は、移植日当日から結果について書いていきます。

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1度経験したはずの移植でしたが、痛かったのかすら思い出せません。

 

 

前回の診察の際に、排卵間近ということでhcg注射をうってもらいました。

そして、注射の翌々日が祝日だったためその次の日に移植日が決定

凍結している受精卵は4分割初期胚だったため、2日後じゃなくていいのかな…?

と少し不安に思いながら当日まで過ごしました。

(この時の移植日の決定の仕方が後にモヤモヤする原因に…)

 

移植日当日は、エコーをしながらの移植になるので、尿を溜めてきてと言われました。

溜めすぎても大変だから、何となくトイレが近いなあ。くらいが良いとのことでした。

 

当日は、無事に移植完了。

痛みもなく、一瞬でぴゅっと子宮の中に卵が戻っていきました。

 

私は1人目妊娠のときに、黄体ホルモンのお薬をもらっていたため、

先生に薬を処方してほしい相談したところ、あまり変わらないと思うけど、

不安ならということで処方してもらいました。

 

妊娠判定まで約2週間。

ソワソワしました。

 

 

 

結果は  陰性

 

 

 

事前に自宅でフライング検査をしていたので、

病院で言われた時のショックは少なかったです。

 

ただ、今回の妊娠がダメだったとわかった時、

やっぱり凍結胚を戻すタイミングが良くなかったんじゃないか?と思いました。

 

今回の移植日は、本来であればあhcg注射をうってから2日後。

でも、その日が祝日でクリニックが休みだったため1日ずれて3日後になりました。

 

移植の時期ってすごく大事みたいなんですよね。

 

それで陰性という結果がわかってから、すごくモヤモヤしてしまいました。

 

今回の凍結胚は4分割だったし、なぜ陰性だったのか原因はわかりませんが、

あとで結果にモヤモヤするくらいなら、きちんと聞いておけばよかったと思った出来事でした。

 

 

 

この移植でここの病院は卒業です。

次は引越し先の不妊治療施設にお世話になります。

 

 

こちらでは、右も左もわからない1人目不妊治療からお世話になり、

無事に第1子を妊娠・出産することができ、

感謝感謝でした。

 

今回の移植は残念でしたが、ありがとうございました。

 

2人目不妊治療開始!1回目の診察でしたこと。

こんにちは。まりよしです。

だんだんと寒くなってきましたね…

我が家ではほぼ毎日お鍋ですが、お鍋ってバリエーションが豊富で全然飽きませんね😌

皆さんおすすめのお鍋は何ですか?

 

今日は、2人目不妊治療初めての受診について書いていきます。

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上の子の断乳を終え、前回の受精卵を凍結しているクリニックに診察の予約をしました。この時初めて知ったのですが、不妊治療の保険適用が始まったため、保険適用の治療を受けるには、主人と一緒に受診しなければいけないとのこと!!

 

 

子どもを連れて不妊治療専門のクリニックに行くことはできないため、上の子をどうするか?という問題が発生しました。私たちは近くに頼れる身内がいないため、その旨を伝えると、今回は家族全員でクリニックへ車で行き、私と主人が交代で診察を受けるということになりました。診察の間は、片方は上の子を連れて近場で待機です。

 

 

実は、お世話になっているクリニックがある市から引っ越しをしてしまったので、通院に片道1時間ほどかかります。主人は土日以外は仕事なので、これは今回受精卵を戻すのも一苦労だぞ。と思いながら受診しました。(そのことについても医師に相談したいと思っていましたが、これに関しては解決します。)

 

 

診察当日、受付を済ませ待合室で待機していると、「まりよしさん。今回は旦那さんの受診は必要ないかもしれません。」と受付の方に言われました。

 

 

…どういうこと?

前に電話で確認したことと違うぞ?

 

 

受付の方曰く、保険適用の治療と自費の治療の選択ができるかもしれず、自費の治療を選んだ場合は主人の受診はいらないと。

 

 

2022年度において、特定不妊治療が保険適用になるにあたって、自治体の助成制度の経過措置がとられています。

私は、2022年3月31日以前に凍結した胚を使用するので、保険適用でも、自費で助成を受けることもできるそうです。

(治療内容によっては、助成を受けた方が手出しのお金が少なくなるそう。)

 

 

なるほど、と思いながら医師と面談に。私の相談したかった内容は主に3つ。

①妊娠可能な状態かどうか

②子どもがいるけど都合よく預けることができないので、来院回数を減らすもしくは土曜日に受診したい

③移植して今回ダメだったら引っ越しをしたので転院したい

 

 

先生からは、①授乳が終わっていること ②生理がきていることについて確認されました。そして、「自費にしますか?保険にしますか?」と聞かれました。

 

自費のメリットは、

・保険適用には回数制限があるので1回分を温存できること

・アシステッド・ハッチングができること

自費のデメリットは、

・治療内容によっては高額になること

 

保険のメリットは、

・治療にお金がかかっても3割負担であること

保険のデメリットは、

・アシステッド・ハッチングができないこと(私は要件に当てはまらない)

 

とこのような感じでした。

 

本来ならば、ここで保険適用にするか自費にするかを決めて診察終了だったのですが、保険にするか、自費にするかは、自分の身体の状態を見てから決めたい。(それによって、治療内容が大きく変わるなら保険適用も視野にいれていた)と伝えると、内診してもらえることになりました。

 

すると、なんと内膜がいい感じに厚くなっており、卵胞もいい感じに大きくなっているとのこと!そのため、今回の周期で移植ができるそうです!

 

そこからは、私の相談したかったことは全て解決し、1回内診のために受診をして、移植ということになりました。

 

 

長くなりましたが、心配していた受診回数も1回でよくなり、自分たちにとっては良いタイミングで移植日までのスケジュールが決まりました。

 

次回受診日も平日でしたが、ちょうど私の叔母が遊びにくる日。上の子も預けられるし、このタイミングの良さは「今移植しなさい」と誰かに言われているんだろうなと本気で思いました。

 

 

しかし、そんなに上手くいくものではありませんでした。

 

 

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ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

次回は移植〜結果までについて書いていきます。

 

 

 

2人目不妊治療はいつ開始する?

こんにちは。まりよしです。

人生初めてのブログを緊張しながら書いています。

今日は、2人目の不妊治療開始時期について書いていきたいと思います。

 

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不妊治療を経て1人目を授かることができ、早1年。

自分の心にも余裕が出てきたこともあり、2人目がほしいという欲が早速出てきました。

 

前回の採卵のときに受精卵を1個凍結していたので、いつかは戻そうと考えていたものの、仕事への復帰との兼ね合いもあり、”どのタイミングで戻すのか”というのが我が家の悩みでした。

 

 

選択肢として3つほど考えていました。

①自身のキャリアを考え、一度復帰して数年働いてから治療を開始する。

②一度復帰をするが、2人目の治療も早々に開始する。(並行する)

③育休から復帰をせずに、2人目の治療を開始する。

 

 

結論としては、③復帰をせずに不妊治療を頑張る!

つまり、育休を延長することになりました。

 

 

①については、ちょうど復帰のタイミングで自分の希望する部署に異動ができるかもしれないということでかなり悩みました。

 

しかし、受精卵があと一つしかなく、これがダメだったらまた採卵からし直さないといけないこと、頼れる身内が近くにいないので仕事と子育てをしながらの治療はかなり大変になること、年齢を重ねるごとに妊娠がし辛くなることへの懸念が払拭できなかったことから諦めました。

 

 

②については、復帰をしてすぐに妊娠して休暇に入ると職場に迷惑がかかること、治療との両立が大変そうという理由から諦めました。

 

 

そのため、結論としては③を選びました。

 

 

2人目の子の治療開始は、上の子の授乳が終わり、生理がきている状態で、治療開始の意思があれば、相談のために一度受診する必要があるということを病院に事前に確認していました。

 

 

そのため、上の子が1歳になるタイミングで計画的に断乳を実行。

この断乳についてもかなり悩みました…

もし、上の子の断乳が順調に進まなければ、先延ばしにしたと思いますが、思ったよりすんなり卒業できたので良かったです。

 

 

結果として、出産から約1年後のタイミングで受診することになりました。

(生理は授乳中にもかかわらず、出産から半年できていました。)

 

 

私としても、早く2人目がほしいというのが大きかったのだと思います。

皆さんは、どのような選択をされているのでしょうか?

 

 

 

 

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次は、2人目不妊治療の相談のための受診について書いていきます。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

このサイトについて

こんにちは。まりよしと申します。

このサイトに訪れていただきありがとうございます。

 

最近、自分が経験したことやそのとき考えていたことを振り返っても、

なかなか思い出せない。そんなことが増えてきました🥲

 

それはもったいないなと思い、書いて残すということを始めてみました。

もし私の備忘録がどなたかのお役に立てたら、とても嬉しく思います🌷

 

 

■自己紹介

私は、30代の転勤あり営業職の子持ちママで、現在は育休を頂いております。

不妊治療(主人ときどき私が原因)を経て子どもを授かりました。

現在、2人目の治療を再開しているところです。

 

子育てや家計管理、自分のキャリアについて悩みながら日々奮闘しています。

 

 

 

ゆるーく更新しています。

よろしくお願いいたします😌